通販ケフィアに不可解な動き…高金利で調達、資産売却 相談急増で被害弁護団結成 (1/5ページ)

 支払い遅延などトラブルが表面化した通販のケフィア事業振興会(東京都千代田区)が会員に太陽光発電所の太陽光パネルオーナーになるよう勧誘していた。高金利の資金調達や資産売却の動きもあるほか、ケフィアと関連のかぶちゃん農園(長野県飯田市)に関する国民生活センターへの相談も急増している。(東京商工リサーチ特別レポート)

 公称220万人の会員を抱え、年商1000億円を誇るケフィア事業振興会(以下ケフィア)は、かぶちゃん農園などグループから農水産加工品を仕入れ、会員制通販サイト「ケフィアカルチャー」で販売。また、会員が1口5万円で売買契約を結ぶ「オーナー制度」やケフィアと金銭消費貸借契約を結ぶ「サポーター募集」なども行っている。

かぶちゃんの太陽光パネルの森・宗賀=長野県

かぶちゃんの太陽光パネルの森・宗賀=長野県

◆ジャパンライフを凌駕する相談の急増ぶり

 maneoが設定した不動産担保は今年3月末にすべて抹消されている。だが、昨年9月、ケフィアのグループ企業にmaneoが設定した動産譲渡登記はまだ残るなど、太陽光関連の不動産や賃借権に動きが出ている。

 ケフィアは、これまでに昨年11月ごろから会員への一部支払いが遅れていることを明らかにしている。一部会員からの残高返済の要請に応じておらず、新たな契約への「振替え」も提案しているケースもみられる。

 高齢者を中心に会員は数万人にのぼるとみられるが、一部会員の間では不満が高まり、提訴や仮差押えなどのトラブルに発展している。

ベールに包まれた太陽光発電所