通販ケフィアに不可解な動き…高金利で調達、資産売却 相談急増で被害弁護団結成 (4/5ページ)

 かぶちゃんフーコは、今年3月15日に設立されたばかり。ジャスダック上場のフーマイスターエレクトロニクス(以下フー社)が、TSRの取材に取材に「関係会社」と認めている。

 フー社のプレスリリースによれば、フー社が100%子会社の匿名組合を通じ、6月7日までに23億1868万円を出資。太陽光パネルなど含めた太陽光発電所を10カ所取得し、さらに追加で発電所の取得を進めている。

 これとは別にケフィアは複数の賃借権を今年5月以降、別会社へ譲渡し、太陽光発電事業の資産売却を進めている。だが、太陽光パネルオーナーは「何も聞いていない」という。

ケフィア事業振興会の本社ビル(真ん中の白い建物)

ケフィア事業振興会の本社ビル(真ん中の白い建物)

 太陽光パネルは契約上、会員に所有権がある。だが、ケフィアは発電所の不動産や賃借権を売却、譲渡した。契約上の問題やパネルオーナーへの売電配当、償却買戻などの資金手当てをどうクリアするのか。会員が納得できる説明責任を問われている。

◆被害弁護団も結成

 一方、ケフィアグループが多数の会員と金銭トラブルになっている問題で7月10日、消費者被害に取り組む弁護士有志が「ケフィアグループ被害対策弁護団」を組成したことがわかった。

 被害弁護団の団長には、リンク総合法律事務所の紀藤正樹弁護士が就任した。同弁護団では着手金を抑え、ケフィアグループに対する被害回復の請求や訴訟などを会員から受任し、被害救済を目指す意向だ。

破産申し立てや刑事告発も検討