
米国の物流倉庫に導入された天井タイプの超大型ファン。夏は熱中症対策に一役買っている(豊田通商提供)【拡大】
工業用扇風機約50台分の風量を実現し、空気循環を生み出す。平均で体感温度を3~5度下げることができるという。価格は工事代込みで、約300万~400万円。
工場内では湿気で段ボールがつぶれることもあるが、冬場は、空気循環による結露の抑制効果があり、暖房費も削減できるという。
厚生労働省によると、17年の職場における熱中症死傷者数は、前年比14%増の528人に上り、発生現場は製造業に次いで倉庫などの運送業が多い。そこで同省は昨年から、例年気温が高くなる5月から9月末までの期間に、職場での熱中症予防対策の浸透を図ろうと「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施し、熱中症対策の普及を訴えている。