熊谷組、創業120周年 海外事業中枢拠点の台湾でも式典

記念式典であいさつする櫻野泰則社長=台湾・台北市
記念式典であいさつする櫻野泰則社長=台湾・台北市【拡大】

 熊谷組は今年に創業120周年を迎えたのを機に、海外事業の中枢拠点である台湾・台北で17日、記念式典を実施し、現地の施工協力会社の社員ら140人の関係者が出席した。

 同社は1974年に日系のゼネコン(総合建設会社)として初めての台湾現地法人を設立した。当初は高速道路や鉄道などインフラ関連の案件を主に手掛けていたが、80~90年代は半導体工場の建設を重点的に展開。その後、住宅分野に本格進出し現在は年間3棟程度のペースで高級マンションの施工を受注している。

 また、ボランティアや大学でのインターンシップを継続して行うなど、地元に根差した活動に力を入れている。こうした緊密な関係を踏まえ、台湾でも記念式典を開催した。

 その中で樋口靖会長は「節目の年を迎えたのを機に、“新生”熊谷組へのチャレンジを行っていく」とあいさつ。櫻野泰則社長は「これからも誠実な施工・営業を実践して50年後、100年後も成長し続ける企業グループとして努力したい」と強調した。(台北 伊藤俊祐)