「ティーコーヒー」めぐり提訴 京都の会社、アサヒ飲料相手に商標権侵害で

 お茶とコーヒーを混ぜた商品「ティーコーヒー」を巡り、類似の商品で商標権を侵害されたとして、商品企画などを手掛ける「エーゲル」(京都)が「アサヒ飲料」(東京)に3300万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁(高松宏之裁判長)に起こしたことが19日、分かった。

 同日地裁で開かれた第1回口頭弁論で、アサヒ飲料側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 訴状によると、エーゲルは平成28年6月、京都の煎茶とコーヒーを融合させた飲み物を「ティーコーヒー」として商品化し、ドリップパックなどで販売。17年7月に「TeaCoffee」の商標をイラスト付きで登録した。

 一方アサヒ飲料は今年4月、カフェラテとほうじ茶を合わせた商品「ワンダ TEA COFFEE」を発売。エーゲル側は「苦労して開発した斬新なコンセプトをそのまま借用された。誤認や混同が生じる」と訴えている。

 アサヒ飲料の広報担当者は「商標権侵害には該当しない。裁判を通して真摯に対応していく」とコメントした。