人工衛星から「流星」を、宇宙ベンチャーALEが装置初公開 20年春の実施目指す

人工流れ星のもととなる「流星源」を放出する装置(右)とそれを搭載する人工衛星と並ぶALEの岡島礼奈CEO(右から2人目)ら=東京都港区
人工流れ星のもととなる「流星源」を放出する装置(右)とそれを搭載する人工衛星と並ぶALEの岡島礼奈CEO(右から2人目)ら=東京都港区【拡大】

 2020年に広島県の瀬戸内海沿岸上空に人工流れ星を降らせることを目指す宇宙ベンチャー企業のALE(エール、東京都港区)は、流れ星のもととなる流星源を放出する装置とそれを載せる人工衛星を報道陣に公開した。

 放出装置も含めた衛星の大きさは縦横各60センチ、高さ80センチで、重量68キロ。衛星は2機製作しており、初号機は宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット「イプシロン」で2019年3月までに、2号機は同年夏に海外の民間ロケットで、それぞれ地上から高さ500キロの宇宙空間に打ち上げる。

 その後、上空400キロの軌道まで衛星を降下、周回させ、20年春、パチンコ玉よりも小さな球状の流星源15~20個を宇宙空間に放出する。

 放出装置には最大400個の流星源が積み込める。既に海外からの引き合いも複数寄せられており、広島以外でも人工流れ星を降らせるほか、将来は故障した人工衛星を流星源として活用する構想もあるという。