ヤマトと日航、農産物をパリで直送販売 日本の生産者から調達、アンテナショップ9月オープン

 ヤマトホールディングスと日本航空は、日本の生産者から調達した農産物を仏パリで直送販売するアンテナショップを9月にオープンする。両社が連携して農産物の集荷から輸出手続き、現地販売までのルートを一本化し、産地直送の味を届けるのが狙い。魚介や野菜などを冷蔵(チルド)状態で空輸し、産地での集荷の翌日、パリで販売できる体制づくりを目指す。

 アンテナショップは「ル・グー・デュ・ジャポン(仏語で「日本の味」の意味)」の名称で、パリの中心部オペラ座に近い日本食品店内に設置。仏宅配最大手「クロノポスト」と連携し、現地の購入者への宅配も請け負う。ヤマトはアジアでの冷蔵輸送サービスを行っているが、欧州では初めて。

 アンテナショップの開店期間は来年3月までだが、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)発効を見据えて、延長も視野に入れる。(パリ 三井美奈)