増尾社長は「数あるお菓子の中で、コンペイトーは積極的には選ばれない。でも、砂糖のおいしさを伝えるためにもコンペイトーを売り出したいと思い、試行錯誤した」と語る。
奈良こんふぇいとは一般的なコンペイトーとは一線を画し、約15種類のフレーバーがある。コーヒー味やブルーベリー味、しょうが味などの個性的なラインアップが並ぶほか、大和茶味や柿の葉味といった奈良らしいフレーバーもそろっている。これらは全て自社だけで企画、製造しているわけではなく、卸業を通じて知り合った企業とコラボした商品だ。
「自社だけではできないことも、他社の技術を持ってすればより良い商品ができる。『トライ&エラー』を積み重ね、おいしい商品を生み出していきたい」と増尾社長。砂糖の魅力をさらに発信すべく、新たな商品の開発にいそしんでいる。(石橋明日佳)
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【会社概要】砂糖傳増尾商店
▽本社=奈良市元興寺町10((電)0742・26・2307)
▽創業=1854年
▽資本金=3200万円
▽従業員=8人
▽売上高=3億8800万円(2018年3月期)
▽事業内容=砂糖・小麦粉・菓子原料の卸業