自動運航で船舶衝突回避の実証実験 日本郵船19年半ばにも開始

日本郵船が公開した開発中の「避航操船プログラム」(画面左)=26日、川崎市幸区
日本郵船が公開した開発中の「避航操船プログラム」(画面左)=26日、川崎市幸区【拡大】

 日本郵船は26日、船舶の衝突事故を回避するため運航操作を自動で行う「自動避航操船」の実証実験を実際の船を使って2019年半ばにも開始することを明らかにした。船員の負担軽減につながる自動化技術として開発に取り組んでいるが、産学連携による人工知能(AI)技術を活用した開発も並行して進め、操船支援システムとして内航船の省力化にもつなげたい考え。

 航海中の船は周辺の船の位置と速度、進行方向を分析して衝突可能性を判断し、回避行動を取る。日本郵船はこれらの情報から船の針路変更などをはじき出す避航操船プログラムを数社と共同開発中で、今後は船長経験者らの意見を基に改良。19年にはタグボートに搭載して実証実験を行う。

 また神戸大の研究チームと連携、AI技術で衝突を回避する自動操船できるプログラムの開発を進める。