【現場の風】トランポリン五輪候補・土井畑さん メダルをとって注目度高める


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 □三菱電機総務部社会貢献推進課 トランポリン五輪候補・土井畑知里さん(23)

 --トランポリン競技で東京オリンピックの出場を目指している中で、三菱電機に入社した理由は

 「日本オリンピック委員会がアスリートの就職支援を行う『アスナビ』を通じて紹介していただいたのがきっかけです。トランポリンは競技人口が比較的少なく、社会人として続ける女子は5人ほど。マイナー競技なので続けたくても続けられないので、就職には悩みました。他の学生に比べて就職活動には専念しにくいこともあり、アスナビで何社か紹介をいただき、選んだのはトップアスリートが既に入社されていて、自分の未来に仕事と競技を両立する姿が浮かんだ三菱電機に決めました」

 --仕事と競技の両立はやはり大変か

 「自分で活動費用を出す学生時代とは異なり、会社に費用を負担してもらうということで責任感が違います。大会でうまくいったときに会社の人が自分のことのように喜んでくれるとすごく力になります。逆に結果が出ず、落ち込んでしまったときも応援してくれる人がいるというのは競技を行う上で大きな励みになります。私にできることは微々たるものですが、少しでも私の頑張りが社員の皆様の力になっていただければうれしいです」

 --東京オリンピックの開催まで残り約2年。オリンピック出場に向けた意気込みは

 「ロンドンもリオデジャネイロもぎりぎりのところで出場できずに悔しい思いをしました。リオで出場を逃したときは東京を目指すか悩みましたが、このままでは終われないと意を新たにしました。五輪に出場できるのは世界で16人ですが、今は狙える位置にいます。トランポリンは2000年のシドニーから正式競技になりましたが、これまでの日本人最高位は男子の4位どまりです。東京五輪に出場して、メダルを獲得し、注目度を高めるのが役目だと考えています。達成しないといけません」

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【プロフィル】土井畑知里

 どいはた・ちさと 4歳でトランポリンと出合う。2016年11月全日本トランポリン競技選手権大会個人優勝、17年12月全日本社会人選手権大会優勝など実績多数。日本体育大卒後の17年4月に三菱電機入社。総務部社会貢献推進課配属。大阪府出身。