人生100年へ「五世代の家」 LIXIL住宅研究所が開発

家の中央には五世代の生活を共有するスペースを設置。大きな吹き抜けを設けることで、集まりやすくした
家の中央には五世代の生活を共有するスペースを設置。大きな吹き抜けを設けることで、集まりやすくした【拡大】

 住宅フランチャイズチェーン事業を展開するLIXIL住宅研究所(東京都江東区)は31日、長寿社会に対応して、五世代・4世帯の家族が元気に暮らすことができるコンセプトホーム「~人生100歳時代の未来住宅~五世代」を開発、モデルハウスを埼玉県越谷市に開設したと発表した。「4世帯がつながる」「IoT(モノのインターネット)で進化する」「からだを鍛える」「未来に受け継ぐ」家という4つの提案を盛り込んでおり、一連のコンセプトに基づく商品を順次投入していく。

 「4世帯がつながる家」では、それぞれの世帯が無理をしないでお互いを見守り、助け合える暮らしを実現するため、家の中央には生活を共有するスペース「コネクティング・フロア」を設置した。また、高齢者世代の居住スペースにはあえて段差を設け、普段の生活の中で足腰を鍛えられるようにするなど、ライフステージに応じた提案を盛り込んだ。2019年度中の商品化を計画している。

 「IoTで進化する家」については、「ミラー・コンシェルジュ」という機能を導入。画面に現れるコンシェルジュに話しかけると、生活情報や節電に関するアドバイスを行う。

 LIXIL住宅研究所の今城幸社長は「介護や子供の見守り、女性の社会進出、働き方の多様化といった課題に対応できるように『五世代』を提案した」と述べた。