関西エアポートなどは1日、不要になったスーツケースを無料で引き取るサービスを始めると発表した。
関西国際空港では近年、ターミナルのベンチ付近などにスーツケースが平均1日1~2個、多い日には10個程度放置されているという。持ち主がわからない場合、一定期間の保管した上で、警察に遺失物として届けていたが、安全面や資源の有効活用などの面で問題となっていた。
外国人観光客が、日本で買ったお土産などを別のスーツケースにまとめるなどし、必要がなくなったものを捨てていくケースが考えられるという。
第1ターミナルビル4階の国際線出発フロアにある手荷物一時預かりカウンターで受け付ける。観光客向けにポスターなどを掲示し、情報発信していく。引き取ったスーツケースはリサイクル会社に引き渡し、再利用するという。