マツダ、4~6月期最終益43.6%減 世界販売数最高もコスト拡大響く

 マツダが1日発表した2018年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比17.2%減の330億円だった。

 西日本豪雨の業績への影響については「調査中」とした。本社工場(広島市、広島県府中町)は現在も生産量を抑えているが、正常化の時期について、藤本哲也常務執行役員は決算発表会見で「時間をかけて判断したい」と述べるにとどめた。

 世界販売台数は4~6月期として過去最高の40万3000台で、売上高は8.9%増の8730億円だった。

 だが、販売費用の増加が増益効果を打ち消したほか、欧州での環境規制への対応費用もかさみ、最終利益は43.6%減の206億円。19年3月期の通期業績予想は据え置いた。

 本社工場では一部区間での電車の運休により、渋滞で通勤に支障が出ている。このためマツダは少なくとも10日までは従業員に残業をさせず、生産を抑制。20日の夏季休業明けもすぐに正常化できる状況ではないようだ。

 藤本氏は「10万台以上ある在庫を活用し、業績への影響を最小化したい」と話した。