【トップは語る】FTエンタテインメント 失敗を恐れず面白いことに挑戦


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 □FTエンタテインメント代表取締役・坂元寿朗さん(48)

 --プレー人口が急減しているとされるゴルフ業界で柳沢美冴、ミナミ・レノボウィッチ、小祝さくらの3人のプロ選手を抱え、気を吐いている。ゴルフ市場活性化に向けた秘策は

 「業界の大きなテーマ、課題を追うことが会社の発展につながると考えている。ゴルフ振興を目的にジュニアゴルファー発掘というテーマを掲げた。まず、五輪選手や世界を舞台に活躍したスポーツ選手らとの交遊ゴルフ番組『ゴルフの翼』を企画した。そしてジュニアゴルファー発掘というテーマの延長で3人の若手プロのマネジメントを新規事業として始めた」

 --今年で3年目を迎える「古閑美保のゴルフチャレンジアスリート」が看板番組だ

 「われわれの仕事の根本はプロ選手が夢をかなえるサポートをしてあげたいということだ。それが、われわれの夢であって、プロ選手の活躍が人々に喜びや感動を与え、結果としてビジネスとして成り立っている。選手の肖像、選手がきっかけとして生まれる企画、その企画の権利といったものをうまく活用してスポーツ選手の周りに派生するビジネスを活性化させていきたい」

 --番組企画制作、スポーツマネジメント、イベント企画運営が会社の3本柱。今現在の売り上げ構成は

 「会社は今年6月で2期目が終了した。一番大きいのが番組企画制作・営業で売り上げ全体の8割を占める。スポーツマネジメント、イベント企画運営がそれぞれ1割という状況だ。手応えは悪くない」

 --社名の由来は。生き残りを左右する鍵は何か

 「fun to tryの頭文字のFとTを取っている。失敗を恐れず面白いことに挑戦し続けるという意味だ。コンテンツの制作著作という土台の上で常に柔軟に変化し続けていけるかどうかが生き残りの鍵だ」

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【プロフィル】坂元寿朗

 さかもと・としろう 早稲田大学社会科学部卒、1993年フジテレビ入社、番組や舞台・イベントの企画制作、宣伝PR、番組営業を主に担当。2014年フジテレビを退社、2016年にFTエンタテインメントを創業。鹿児島県出身、熊本育ち。