電気・ガス、提携戦略を重視 CDエナジーダイレクト・小津社長


【拡大】

 中部電力と大阪ガスが共同出資するCDエナジーダイレクト(東京)は、今月から首都圏で電気と都市ガスの供給を始めた。小津慎治社長は8日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、顧客開拓に向けて提携戦略を重視するほか、インターネットでの申し込みを強化する考えを明らかにした。

 CDエナジーは4月、中部電と大ガスの折半出資で設立された。5月末には、都市ガス販売の取り次ぎ業者として東京急行電鉄系の東急パワーサプライ(PS)と提携した。小津氏は「7月末時点で東急PSへの都市ガスの申し込みが1万3000件程度あり、当社への直接の電気や都市ガスの申し込みは数百件あった」と説明。その上で、「まずは東急PSのような顧客基盤を持ったアライアンス(提携)先を増やしていく」とし、何らかの接触のある企業の数は「これから深い協議をしようという企業から問い合わせを受けた企業までを数えれば10社程度だ」と話した。

 一方、ネット通販に慣れた消費者の獲得に向け、ネット経由で電気や都市ガスを申し込める環境の充実にも注力していくとした。

 CDエナジーは今年度、電気と都市ガスで10万件の申込件数を目指している。