三菱商事、バングラデシュのLNG受け入れ基地運営に参画

 三菱商事は17日、バングラデシュの大手財閥サミット・グループと組み、液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の運営事業に参画すると発表した。同国は産ガス国だが、経済成長を背景に今年からLNG輸入を開始。陸上に比べて建設コストが安いFSRUと呼ばれる浮体式LNG貯蔵再ガス化設備を沖合に設置、年間350万トンのLNGをガス化し19年から安定供給する。

 総事業費は数千億円で、三菱商事は基地運営事業に25%出資し、出資額は数十億円規模とみられる。同国は30年に年間1700万トンのLNGを輸入する計画で、三菱商事はサミットグループとガス発電所建設・運営も検討している。

 環境規制や経済成長を背景に中国や東南アジア、南米でLNGの需要が急増。一方、日本は原発の稼働状況によってLNGが余剰になる可能性がある。大手商社は開発に加え、販売先の開拓も急いでいる。