ADEKA、日本農薬子会社化 医薬関連を強化へ

 化学メーカーのADEKAは22日までに、農薬製造の日本農薬を子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)と第三者割当増資を通じて出資比率を現在の24.21%から51%に引き上げる。医薬関連のライフサイエンス分野を強化するのが狙い。株式の取得総額は200億円程度を見込んでいる。

 TOBは9月19日まで実施する。日本農薬の東京証券取引所第1部の上場は維持する。

 ADEKAは新事業として医薬品や医療機器の開発を進めており、化合物分野に強みを持つ日本農薬のノウハウなどを活用する。ADEKAの城詰秀尊社長と日本農薬の友井洋介社長は東京都内で記者会見を開き、城詰氏は「より強固な協力関係を築いて、早期に相乗効果を出していきたい」と強調した。