三菱自「アウトランダー」 PHV大幅改良で拡販に弾み

大幅改良し発売した三菱自動車の「アウトランダーPHEV」=23日、東京都港区の本社ショールーム
大幅改良し発売した三菱自動車の「アウトランダーPHEV」=23日、東京都港区の本社ショールーム【拡大】

 三菱自動車は23日、家庭でも充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」を大幅改良し、発売した。モーター駆動ならではの静かで軽快な走りを追求し、競争が激化する国内PHV市場での拡販に弾みをつける。

 同社のPHVは前後2つのモーターで駆動する四輪駆動が特徴。今回の改良では、PHVシステムの主要部品の約9割を刷新し、「電気自動車(EV)のような走りによりこだわった」(広報担当)という。

 具体的には、発電を担うエンジンの排気量を従来の2.0リットルから拡大し、エンジン音の低減と力強い走りを両立した2.4リットルエンジンを搭載。フル充電でアクセルを踏むと、モーターのみで時速135キロまで加速できる。駆動用バッテリー容量は従来モデルとの比較で約15%増加。モーター走行時の航続距離も延び、従来比5キロ増の65キロとなった。希望小売価格は393万9840円から。

 アウトランダーPHEVは2013年に日本を皮切りに欧州や豪州などに投入した世界戦略車のひとつ。商品のテコ入れで競争力を保ちたい考えだ。