ドイツで国際見本市「IFA」 AI活用、「考える家電」競演

ベルリンで開幕した家電見本市「IFA」=31日(共同)
ベルリンで開幕した家電見本市「IFA」=31日(共同)【拡大】

 世界最大級の家電見本市「IFA」が31日、ベルリンで開幕した。人工知能(AI)などを活用し、インターネットと接続して消費者の要望に応える「考える家電」が数多く出展。デザイン性に富んだ製品を展示するメーカーもあった。5日まで開かれる。

 パナソニックの目玉はAIやセンサーによって利用者の希望を先読みし家電が動く「未来の居住空間」だ。テーブルをたたくと、天板がスライドして調理スペースが出現。リビングに座ると、表情などから体調や気分を読み取り、最適な空調や音楽を判断する。「3~5年後の実用化を目指している」(担当者)という。

 オランダ・フィリップスは睡眠のパターンを学習し改善につなげるヘッドギアを開発。ドイツ・ボッシュのグループ企業、シーメンス・ハウスゲレーテが、洗濯物の量などに応じて洗剤の量を調節する全自動洗濯乾燥機を出展した。米グーグルや米アマゾン・コムは注目を集めている音声AIサービスをそれぞれ紹介した。

 一方、シャープはイタリアの有名デザイン企業「ピニンファリーナ」と共同で開発した薄型テレビを展示した。

 今年のIFAには1800社を超える参加があった。

 期間中には自動運転技術など自動車の将来について議論するイベントも開かれる。(ベルリン 共同)