小売り、外食のインド進出相次ぐ 無印、吉野家など業種多様化進む (1/2ページ)

生活雑貨店「無印良品」のニューデリーにある店舗=7月(共同)
生活雑貨店「無印良品」のニューデリーにある店舗=7月(共同)【拡大】

 インドに進出する日系企業の業種の多様化が進み、小売りや外食産業なども徐々に参入している。これまでは自動車や電機など製造業が主流だったが、約13億の人口を抱える巨大市場の獲得を狙う動きが広がってきた。

 小売りで存在感を示しているのが、良品計画が運営する生活雑貨店「無印良品」だ。2016年に西部ムンバイで1号店を開き、インド国内で4店舗を展開。昨年5月に開業したニューデリー店は、4店舗中最も高い売り上げを記録する。

 関税などの影響で価格は日本よりやや高めだが、品質の良さが受け入れられて文房具や収納用品、枕などが人気を集めている。今年6月にはインドの担当を「インド事業部」として独立させ、組織強化で事業拡大を目指す。

 牛丼店「吉野家」などを運営する吉野家ホールディングス(HD)は4月、現地法人「吉野家インディア」を設立した。インドでは牛を神聖視するヒンズー教徒が約8割を占め、牛肉食はご法度。インドでの出店時期は未定だが、店舗は「吉野家」以外のブランドを使い、菜食主義者向けも含めた新たな業種やメニューを開発する方針だ。吉野家HDは「どういった外食が必要とされるか、社員を現地に置いて研究したい」と説明する。

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