NTTデータと群大、複数車両同時の自動運転実証実験 「レベル4」の実現目標

NTTデータが実施する実証実験では、車内でコミュニケーションロボットがシートベルトの装着の確認などを利用者に話しかけてくる=13日、東京都江東区
NTTデータが実施する実証実験では、車内でコミュニケーションロボットがシートベルトの装着の確認などを利用者に話しかけてくる=13日、東京都江東区【拡大】

 NTTデータと群馬大学などは13日、公道で複数の車両を同時に管理する自動運転の実証実験を実施すると発表した。9月中に東京都江東区の豊洲地区で計3日間実施する。NTTデータなどは2020年の実用化を目指しており、利用需要や配車サービス、運行管理について課題を洗い出すのが狙いだ。

 自宅周辺の公共交通機関や主要な商業施設を結ぶ近距離の移動手段としての利用を見込む。複数の車両を運行させ、配車サービスや遠隔での運行管理システムを組み合わせた実証は同社初の試み。エリア限定で全て自動化される「レベル4」の実現が目標だ。

 実験では群馬大の技術で自動運転化した車両を3台運行する。衛星利用測位システム(GPS)やセンサーで車両の位置を把握し、あらかじめ入力された地図の情報に従って自動で走行する。

 参加するのは近隣住民約50世帯で、スマートフォンで配車を依頼する。約6キロの自動運転のコースの中で、商業施設と駅、住民が住むマンションの3カ所で乗り降りできる。

 車内ではコミュニケーションロボットが利用者に話しかけ、案内を行う。車内の様子は仮想現実(VR)ゴーグルで遠隔地にいても把握でき、運行状況を管理できるようになっている。