宇宙ベンチャーのispace 米スペースXと打ち上げ契約 月着陸船 (1/2ページ)

民間月面探査プログラムの名称を「HAKUTOーR」と発表したispaceの袴田武史CEO=9月26日、東京都港区
民間月面探査プログラムの名称を「HAKUTOーR」と発表したispaceの袴田武史CEO=9月26日、東京都港区【拡大】

 月面探査レースの打ち切りから8カ月。民間による月面探査を目指す宇宙ベンチャーのispace(アイスペース、東京都港区)の新たな挑戦が始まった。月着陸船(ランダー)と無人探査車(ローバー)の開発を本格化させ、米宇宙ベンチャーのスペースXと月着陸船を送り込むロケットの打ち上げ契約を結んだ。

 計画では、スペースXの再使用型ロケット「ファルコン9」に月着陸船を載せて、米フロリダ州にあるケネディ宇宙センターか、ケープカナベラル空軍基地から打ち上げる。

 月への挑戦は2回のプロジェクトに分けられる。まず、2020年半ばに月を周回、21年半ばに月着陸船を月面に着陸させる。開発資金は、昨年12月から今年2月にかけて調達した約103億円の一部をあてる。

 一連のプログラム名称は「HAKUTO(ハクト)-R」とした。HAKUTOは、米Xプライズ財団が07年に始めた月面探査レースに参加した際のチーム名だった。レースの打ち切りで、実現できなかった月面探査への思いを託した。

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