平成30年度上半期(4~9月)の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同期比23・8%増の11万7100台で、年度上半期として2年連続の首位だった。9月単月でもトップで、自動ブレーキなどの安全技術を標準装備した新型車が投入された昨年9月以来、好調が続いている。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日発表した。
年度上半期の2位はスズキの軽「スペーシア」で52・1%増の7万3606台だった。3位は日産自動車の小型車「ノート」で7・5%減の6万3303台。軽以外の自動車(登録車)では首位だった。日産によると、データを取り始めた昭和43年以降、年度上半期で日産車が登録車のトップになるのは初めて。
4位はダイハツ工業の軽「タント」、5位は日産の軽「デイズ」だった。トヨタ自動車は6位に小型ハイブリッド車「アクア」が入った。10位のうち軽が7車種を占めた。