JR東日本は3日、次世代の新幹線開発に向けた新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」に関し、車体のデザインや開発の進捗(しんちょく)状況を明らかにした。10両編成の両端にある「鼻」の長さはそれぞれ約16メートルと約22メートル。異なる長さでトンネル進入時の騒音抑制の効果を調べる。メタリックの車体はさわやかな緑に、屋根は青く塗装する。車両は2019年5月に完成し、東北新幹線で主に実験する。
JR東によると、試験車両には、地震発生の際、迅速に緊急停車するため、空気抵抗を活用しスピードダウンさせる装置を搭載予定で、風の力で開くパネルを屋根の上に複数設置。電磁的な力を活用した新たなブレーキ装置も導入する。
新幹線は現在、最高時速320キロで営業運転している。JR東は40キロアップを目指しており、アルファエックスでは400キロ程度での試験や、将来の自動運転に向けた制御実験も進める。