
JCBが実証実験を始めた人工知能搭載の無人キャッシュレスレジ=東京都新宿区【拡大】
クレジットカード大手のジェーシービー(JCB)は、人工知能(AI)を用いて自動的に商品を識別し、現金を使わないキャッシュレス決済で買い物ができる無人レジの実証実験を始めた。深刻な人手不足に対応して加盟店の人件費削減や業務効率化に貢献するのが狙い。コンビニエンスストアやスーパーなどに導入したい考えで、早ければ2019年にも実用化する。
利用者が箱形レジの底に商品を置くと、カメラで弁当や飲み物などを画像として認識し、AIがその種類を判別する仕組み。レジにスマートフォンや対応クレジットカードをかざしてJCB発行の電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」で決済する。
画像認識技術を用いれば包装にバーコードがない商品でも読み取れる上、電子タグを付ける手間も省けるため、導入しやすいのが強みだ。ただ、商品の画像を事前登録する必要がある。
実証実験は9月28日から東京都内の同社オフィスにある社員食堂などで開始した。12月21日までの間、社員の稼働時間をどこまで減らせるかなどを調べる。年明けにも取引先企業の社内店舗で導入を始め、国内で普及を図りたい考えだ。