「寝るだけ」打破 夜間も飲食や娯楽を健全に楽しめるナイトタイムエコノミー社会実験 (1/2ページ)

今回の社会実験を踏まえ夜間のにぎわいの創出を目指す東京・西新宿の超高層ビル街区
今回の社会実験を踏まえ夜間のにぎわいの創出を目指す東京・西新宿の超高層ビル街区【拡大】

 住友不動産や大成建設、野村不動産など東京・西新宿地区にビルを所有する16社で構成された「新宿副都心エリア環境改善委員会」は、夜間も飲食や娯楽を健全に楽しめるナイトタイムエコノミーの活性化に向けた社会実験に着手した。その一環として6日までに6カ所でショートフィルムの上映会を実施。鑑賞に訪れた人の歩行ルートなどを検証した上で、夜間のにぎわいの創出を目指す。

 「寝るだけ」打破

 大手町・丸の内や渋谷、虎ノ門といった都内の主要エリアでは大型再開発が相次いでいる。一方、西新宿の超高層ビル街区は20万人の就業者を抱えているにもかかわらず、他エリアと異なり大型の建て替え工事がないこともあって、存在感が希薄になりつつある。

 また、エリアには京王プラザホテルやパークハイアット東京など、合計で6600室という日本一の集積度を誇るホテル群が稼働し、多くの外国人観光客が宿泊するなど稼働率も高いが、娯楽がないこともあって「寝るだけの場所」(大手デベロッパーの担当者)といった傾向が強い。

 こうした状況を打破するため同委員会では、2015年度から歩道などの公共空間を生かした社会実験を開始。4回目となる今年度はナイトタイムエコノミーに焦点を定めた。

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