カードを配ってセキュリティー技術者、ハッカーなど各人の役割を決めた後、全員で話して腹を探り合い、怪しい人を指さす。指された数が多かった人は解雇される。ハッカーらを排除できれば会社を守れるが、無実の罪を着せられた人が多いと会社は乗っ取られる。
JNSAはこのほかに、会社内の端末に遠隔操作ウイルスが感染した事態への初動対応を学べる別のボードゲームも提供している。JNSA教育部会の長谷川長一氏(ラック)は「専門知識や技術なしでも始められる」と指摘。遊びの要素を取り入れることで、若年層の興味関心も引き出した。これらのゲームを使った草の根の教育イベントも全国各地で開かれている。JNSAは、ゲームのやり方を指導する講師を学校やNPOに派遣する事業も実施している。