
三井物産がソフトバンクグループのSBエナジーと共同運営する熊本県荒尾市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)。【拡大】
九州電力は12日、電力のつくり過ぎによる需給バランスが崩れることを防ぎ、電力の安定供給を維持するため、13日午前9時から一部の太陽光と風力発電の事業者に一時的な発電停止を指示する出力制御を実施すると発表した。想定する規模は43万キロワット。離島以外での本格的な再生可能エネルギーの出力制御は全国初となる。
九電は11日に、好天が予想される一方、電力需要が低くなると見込まれる13、14の両日に出力制御を実施する可能性が高いと公表。12日も引き続き週末の気象条件などを精査した結果、出力制御を実施しなければ、日中の時間帯に需要量に対して供給が大幅に上回る事態が避けられないと判断した。制御時間は午後4時までで、最も余剰電力が発生する時間帯は正午から午後0時半ごろと想定している。
電力会社は電力需給量でバランスを保てない場合、再エネ事業者に出力制御を指示できると法律で定められている。