配送業者に路上駐車スペース 警視庁、東京で試験運用

東京都渋谷区の路上に設けられた貨物車専用の駐車スペース=9月
東京都渋谷区の路上に設けられた貨物車専用の駐車スペース=9月【拡大】

  • 東京都渋谷区の路上に設けられた貨物車専用の駐車スペース=4日

 荷降ろし場所の確保に苦労している配送業者の負担を軽減しようと、警視庁は全国に先駆け、業務中の貨物車に限って路上駐車を認めるスペースを設け、試験運用を始めた。インターネット通販による戸別配送の増加に加え、東京五輪・パラリンピックを控え、関係車両の増加で道路の混雑が見込まれる中、違法駐車による渋滞や事故を減らす狙いだ。

 都内では4月以降、3カ所で試験運用を開始。標識に「貨物集配中貨物車に限る」と明記し、利用時間は配送業者の業務実態を踏まえ、午前9時から午後9時までとした。今秋までに子供が多い小学校周辺や十分な幅がない道路を除き、100カ所以上を選定。一部は歩道を削るなどして敷地を確保し、来年7月ごろから本格運用を目指す。