LINEと損保ジャパンが保険販売 1日100円から、最短60秒で契約 (1/2ページ)

スマートフォンの「LINEほけん」の画面(納冨康撮影)
スマートフォンの「LINEほけん」の画面(納冨康撮影)【拡大】

 無料通信アプリのLINE(ライン)と損害保険ジャパン日本興亜は16日、スマートフォンのLINEアプリで損害保険に加入できるサービス「LINEほけん」を始めた。台風や野外フェスティバルなどさまざまな場面で、1日単位で保険料100円から加入でき、最短60秒で契約できるのが売りだ。両社はスマホを通じて保険離れが進む若者の需要を取り込む。LINEは金融サービス強化を掲げており、証券投資や仮想通貨などにも参入する。

 LINEほけんの加入には、LINEアプリで利用できる送金・決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」の登録が必要で、保険料もラインペイで払い込む。サービス開始キャンペーンとして、スマホの破損事故に備える「スマホのおまもり」、自転車事故に備える「自転車のおまもり」など3種類の保険を12月12日までの期間限定で無料提供(条件付き)している。

 出沢剛社長はサービス開始前、取材に対し「保険は入りたいと思ったときにしか入らないので、1日数百円の保険で金融との自然な出会いを作りたい。金融や投資になじみのなかった人と金融サービスの自然な出会いをLINEが作っていく」と抱負を語った。

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