出光&昭シェル、統合新会社の社長に木藤氏 創業家長男が非常勤取締役 昭シェル株1株に出光株0.41株を割り当て

会見後、握手する出光興産の木藤俊一社長(左)と昭和シェル石油の亀岡剛社長=16日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
会見後、握手する出光興産の木藤俊一社長(左)と昭和シェル石油の亀岡剛社長=16日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)【拡大】

 来年4月1日の経営統合で合意している石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は16日、統合後の新会社の社長に出光の木藤俊一社長(62)が就任する人事を発表した。出光の月岡隆会長(67)と昭シェルの亀岡剛社長(61)は、それぞれ代表権のある会長と副会長に就く。出光創業家の一員で出光昭介名誉会長の長男、正和氏は非常勤の取締役となる。

 統合は、昭シェルの株主に出光株を割り当てる「株式交換」の方式で行い、出光が昭シェルを完全子会社化する。両社は同日、株式交換比率も発表。昭シェル株1株に対し出光株0.41株を割り当てるとした。

 新会社の取締役は12人。内訳は出光と昭シェルから各3人、出光創業家の推薦が2人、独立社外取締役が4人。出光創業家側からは出光正和氏に加え、顧問弁護士が社外取締役となる。

 両社は12月18日にそれぞれ臨時株主総会を開き、株主から統合の承認を得る。出光の臨時総会とその後の取締役会では新会社の取締役人事を正式に決める。

【プロフィル】木藤俊一氏

 きとう・しゅんいち 慶大卒。昭和55年出光興産。副社長などを経て平成30年4月から社長。神奈川県出身。