JR北海道、運賃値上げへ 来年10月、経営改善に向け

JR北海道の不採算路線見直し問題を議論する同社の島田修社長(左端)と北海道の高橋はるみ知事(右端)ら=20日午前、北海道庁
JR北海道の不採算路線見直し問題を議論する同社の島田修社長(左端)と北海道の高橋はるみ知事(右端)ら=20日午前、北海道庁【拡大】

 JR北海道の島田修社長は20日、道庁で開かれた会合で、来年10月に運賃を値上げする意向を表明した。経営改善の取り組みとして、消費税の増税に合わせ実質40億円規模の値上げになるとしている。

 不採算路線の見直しを進めているJR北海道と、道、国土交通省など6者会合で明らかにした。

 島田社長は「地域やご利用の皆さまのご理解をいただくよう努めたい」と述べた。

 同社は6月の会合で、北海道新幹線の札幌延伸に伴い、東京-札幌を4時間半程度で結ぶ計画を盛り込んだ経営再建策を提示。北海道新幹線の札幌延伸後、2031年度の経営自立を目指すとしていた。国は7月、19、20年度に総額400億円超を支出し、地元自治体も一定額を出して路線維持を図る内容の支援策を公表した。