加企業が三菱航空機を提訴 MRJで「情報不正流用」

米ワシントン州のグラントカウンティ国際空港上空を飛行する三菱航空機のMRJ=6月(共同)
米ワシントン州のグラントカウンティ国際空港上空を飛行する三菱航空機のMRJ=6月(共同)【拡大】

 三菱航空機(愛知県豊山町)は22日、同社が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」をめぐり、カナダの航空機大手ボンバルディアが、三菱航空機などを相手取り米ワシントン州の裁判所に訴訟を起こしたと発表した。

 三菱航空機や親会社の三菱重工業によると、ボンバルディアは同社の元社員を三菱航空機が雇い、企業秘密を不正に利用したと主張し、10月19日付でシアトルの連邦地裁に訴訟を起こした。現地報道では、企業秘密は旅客機の認証に関連し、ボンバルディアは損害賠償や情報の使用差し止めを求めている。

 三菱航空機は「根拠がなく、当社の競争力の高い製品への挑戦であり、グローバル競争への阻害行為だ」との反論を発表した。