
決算内容を説明する日立製作所の西山光秋CFO=26日午後、東京都千代田区【拡大】
ただ、南アフリカでの石炭火力発電プロジェクトをめぐって三菱重工業と争っている超過費用(請求額は7743億円)の負担問題など業績の先行きには不安も残る。
英国での原子力発電事業の行方も懸念材料だ、英政府と英中西部アングルシー島で原子力発電2基の建設を計画しているが、安全対策の強化などで事業費が膨らみ採算が合わない可能性も指摘されている。「適切なリターンを得られる合理性の観点から判断する」(西山CFO)とするが、先行きの不透明感は拭えない。
構造改革により稼ぐ力が高まる中、残る課題をどう解決していくのかに市場は注目している。(飯田耕司)