【ニュースレビュー】10.21~27 国内

 ■フェイスブックに初の指導

 政府の個人情報保護委員会は22日、個人データの不正流出が相次いだ米フェイスブック(FB)に対し、再発防止策の徹底などを求める初の行政指導をした。「いいね!」ボタンを押さなくても利用者情報がFBに送信される仕組みに関し、説明が不十分だったと指摘した。

 ■フィアットの部品部門買収

 カルソニックカンセイ(さいたま市)は22日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から自動車部品部門を62億ユーロ(約8060億円)で買収すると発表した。事業の統合により売上高は約2兆円となり、業界トップ10に迫る規模となる。

 ■三菱重、MRJで2200億円支援へ

 三菱重工業が、国産初のジェット旅客機「MRJ」の開発子会社である三菱航空機に対し、2200億円の支援を実施する方向で調整していることが23日、分かった。三菱航空機は開発の遅れで債務超過に陥っており、三菱重工は2019年3月期中に資本増強を行うと発表していた。

 ■免震・制振、川金も改竄

 土木建築機材などを手掛ける川金ホールディングス(埼玉県川口市)は23日、グループ企業が免震・制振装置の検査データを改竄(かいざん)していたと発表した。顧客との契約上、許容範囲を超えた数値を偽装。学校や病院、自治体庁舎など26都道府県の計93件の建物に設置していた。

 ■「総合取引所」協議入りへ

 日本取引所グループは23日、商品先物を扱う東京商品取引所との経営統合による「総合取引所」の実現に向け、協議入りの前提となる秘密保持契約を結んだと発表した。また、傘下の東京証券取引所で発生したシステム障害の再発防止策を盛り込んだ報告書を金融庁に提出した。

 ■キヤノン18年12月期、業績下方修正

 キヤノンは25日、2018年12月期の連結業績予想を下方修正し、売上高を従来の4兆1200億円から4兆円に、最終利益を2800億円から2510億円に引き下げた。レンズ交換式カメラの販売低迷などが響いた。半導体露光装置の売り上げも見込みより落ち込むという。

 ■楽天と西友、ネットスーパー始動

 楽天と米小売大手ウォルマート傘下の西友は25日、インターネットで買い物の注文を受け付け、自宅など顧客の指定先まで配送する「楽天西友ネットスーパー」を本格的に開始したと発表した。当初は都市圏を中心に16都道府県で展開する。全国展開の時期は未定という。

 ■22年卒以降も就活日程維持

 政府は26日、学生の就職活動ルールについて、現在の大学1年生に当たる2022年卒業以降の学生についても、当面は現行日程を維持する方針を固めた。新卒一括採用の見直しも議論を始めているが、当面は日程を維持すべきだと判断した。