
北極探検隊をモチーフにした本格ダウンジャケット「アークティックエクスプローラー」【拡大】
ロシア発の北極探検隊をモチーフとした本格的なダウンジャケット「ARCTIC EXPLORER」(アークティック エクスプローラー)が日本に本格上陸する。三井物産アイ・ファッション(東京都港区)が独占販売権を取得し、今月から大手セレクトショップで販売を開始した。
ブランドオーナーは世界的に有名なロシアの科学者で北極探検家のアルトゥール・チリンガロフ氏を父に持つ、クセニヤ・チリンガロバ氏。
クセニヤ・チリンガロバ氏は「父の功績を後世に伝え、自分の世代からも次世代に残るものを伝えたい」との思いから、高品質でデザイン性に優れたロシア製品を世界に発信する。自らも北極を体験し、2013年にブランドを立ち上げた。
マイナス30度に耐えられる本格派。防寒性と防水性を実現した高機能ながらも、日本向けはダウンの総量を若干減らし、街着らしい風合いにした。万が一、氷の割れ目にはまった場合の、救出のためのフックも付き、冒険心もくすぐられる。
ブランドロゴには北極探検に欠かせない砕氷船をあしらった。2018年秋冬は男女あわせ11アイテム、カラーバリエーションも10色をそろえ、1000着を販売する。
三井物産アイ・ファッションの白崎道雄社長は、「ロシア人で知らない人はいない北極探検の国民英雄にちなんだストーリー性でダウンジャケット市場で差別化したい」と話し、3年後には、1万着を販売する計画という。