吉野家が冬の定番メニュー「牛すき鍋膳」を発売

11月1日から全国で発売される吉野家の冬の定番メニュー「牛すき鍋膳」=31日、東京都目黒区(八倉陽平撮影)
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  • 11月1日から全国で発売される吉野家の冬の定番メニュー「牛すき鍋膳」=31日、東京都目黒区(八倉陽平撮影)

 吉野家ホールディングスの牛丼チェーン、吉野家は31日、冬の定番商品「牛すき鍋膳」を1日から全国の店舗で発売すると発表した。31日に東京都内で、会見した河村泰貴社長は、「今シーズンで1千万食の販売を目指す」と意気込んだ。

 牛すき鍋膳は平成25年に冬の期間限定メニューとして発売。火のついたコンロで最後まで熱い状態で鍋を楽しめることから、ヒット商品となった。昨年までの累計販売実績は5千万食を超えた。さらに、牛丼より価格が高く、収益性の大幅改善につながった。

 今年はダシを刷新し、3大うま味成分を追加。口の中で鍋の深いうまみが広がり、ご飯が進むようになったという。また、消費者からの要望が強かった「牛チゲ鍋膳」も3年ぶりに復活させる。豚骨ベースのタレにコチュジャンなどの風味を加え、コクと辛さを味わえるチゲ鍋になっているという。

 価格は牛すき鍋膳・牛チゲ鍋膳ともに並盛りで690円。