
東レのストレッチ素材「プライムフレックス」を使った服を着たキャンペーンガールの松田紗和さん=15日、東京都中央区【拡大】
東レは15日、伸縮性の高いストレッチ素材「プライムフレックス」に、表面がなめらかでソフトな風合いの新製品を加え、販売を始めたと発表した。原糸や生地をアパレルメーカーなどに売り込み、まず2019年秋冬物での採用を目指す。
プライムフレックスは、2種類のポリマーを貼り合わせた原糸を螺旋(らせん)構造にして、バネのような伸縮性を持たせたストレッチ素材。
新製品は新たに複合紡糸技術「ナノデザイン」を採用し、片方のポリマーがもう片方を包み込むような糸の構造にすることで、より細くても作れるようになった。
これにより従来は難しかった、伸縮性と、表面のなめらかさやソフトな風合いの両立を可能にしたほか、生産性も高まったという。
プライムフレックスはこれまでスポーツウエアや男性用ジャケットを中心に使用されてきたが、新製品は仕事用のカジュアルな服など、男女問わず幅広い需要が期待できるとみている。
新製品は、生地ベースで19年度に50万平方メートル、21年度には250万平方メートルを販売したい考えだ。