中古スマホ事業者「中古端末は通信料値下げにマッチ」

 国内の中古スマートフォン販売事業者など17社でつくる業界団体「リユースモバイル・ジャパン(RMJ)」の粟津浜一(あわづ・はまかず)会長は19日、産経新聞のインタビューに応じ、政府が本格的に中古スマホ促進に動き出すことについて「うれしく思う。端末代の負担を下げるためには中古は非常にマッチしている」と強調した。

 規制改革推進会議は19日の答申で、携帯電話の契約について「端末代と通信料の完全な分離」を提言した。ただ、端末代と通信料の分離プランは通信料値下げは期待できるが、原則として端末代の値引きがないため、月額負担の増加が懸念されている。

 これに対して粟津氏は「中古スマホは、菅義偉官房長官の『携帯電話料金を4割下げる』という発言にマッチしている。通信料の値下がりした分離プランに対応するために、中古端末は一番の目玉だ。中古とセットで契約しなければトータル負担は下がらない」と述べた。

 粟津氏は、携帯大手の販売店に中古スマホを持ち込んだ顧客が、通信サービスの契約をスムーズにできるようにするなど「携帯大手には中古端末も平等に扱ってほしい。そのために総務省にはガイドラインの策定もお願いしたい」と中古端末の流通環境の整備を要望した。