凸版印刷、プラ代替でTBMと提携 市場を開拓へ

 凸版印刷は、プラスチック代替新素材の製造を手掛けるTBM(東京都中央区)と資本・業務提携した。今後、TBMが開発した素材の特性を生かした新たな研究、用途開発を共同で進めて市場を開拓する。TBMは石灰石を主原料とし、石油由来であるプラスチックの使用量を抑えたプラスチック代替新素材を開発。世界40カ国以上で特許を出願し、日中欧米を含む20カ国以上で登録済み。凸版印刷はTBMと2016年に共同開発・ライセンス契約について基本合意し、共同事業開発を進めてきた。