三井物産、アジア病院大手に32%出資

 三井物産は29日、アジア最大手の民間病院グループ「IHHヘルスケア」の株式の16%を約2300億円で追加取得すると発表した。既存の持ち分と合わせて32.9%を保有する筆頭株主となる。人口増加や高齢化、所得増加により市場拡大が見込めるアジアで、ヘルスケア事業を拡大する。

 三井物産は、ヘルスケアを成長分野の一つと位置付け、病院事業のほか医療人材の派遣など、総合的なシステムの構築事業を強化している。

 IHH社は、マレーシアやインドなど9カ国で50病院を運営し、幅広く医療や関連サービスを提供している。今後はインドや中国を中心に事業拡大を予定しており、三井物産が支援していく。