【ワークスタイル最前線】ウェブ対面営業じわり浸透 ベルフェイス、訪問重視の商習慣に一石 (2/2ページ)

ネット環境があれば、すぐにウェブによる対面営業が始められる
ネット環境があれば、すぐにウェブによる対面営業が始められる【拡大】

 これに対し、ベルフェイスのシステムは、ブラウザー上で操作するので、パソコンなどネット環境があれば事前準備なしにすぐに接続できるのが売りだ。顧客が電話で4桁の番号を営業担当に伝え、営業担当がその番号をベルフェイスのサイトに打ち込むだけで、システムがわずか5秒で起動する仕組み。通話は電話で行うため、ウェブ会議システムにありがちな回線の断絶も起きにくいという。

 さらに、URLが要らずにデータの送受信が可能なファイル転送機能、営業スキルの標準化を図るトークスクリプト機能など、インサイドセールスに必要な機能を多数盛り込んだ。「録画、録音もできるので、ブラックボックスだった営業の可視化が可能になる。上司や同僚などと情報を共有化し、商談のスキルを上げていくこともできる」(中島社長)という。

 飛躍的に効率向上

 中島社長は「BtoB向けに特化しているが、月平均で600件の引き合いがあり、営業現場はオーバーヒート状態」とうれしい悲鳴を上げる。同社は営業の半分の人員を新規顧客のセールスに充てているが、もう半分は既存顧客に対するアフターフォローを担当させている。既存顧客の評価が高まれば、自然と引き合いが増えると判断しているためだ。将来はBtoCや海外への進出も検討するという。

 「インサイドセールスは営業の効率性が飛躍的に向上するのは間違いない。日本の商習慣をなんとか変えていきたい」と中島社長は意気込んでいる。