米テスラ、京都にEV用の小型高速充電スポット

小型の高速充電器が設置されたテスラ車専用の充電スポット=18日、京都市下京区(田村慶子撮影)
小型の高速充電器が設置されたテスラ車専用の充電スポット=18日、京都市下京区(田村慶子撮影)【拡大】

  • 19日にサービスが始まるテスラ製専用の高速充電スポット=18日、京都市下京区(田村慶子撮影)
  • 4基設置された小型タイプの高速充電器「アーバンスーパーチャージャー」=18日、京都市下京区(田村慶子撮影)

 米電気自動車(EV)大手のテスラは18日、自社製専用のEV高速充電スポットを京都市下京区の「リーガロイヤルホテル京都」に19日に設置すると発表した。小型タイプで、狭いスペースでも対応が可能。観光地・京都の宿泊施設に設置することで、EV利用者の観光客増も期待される。

 小型タイプは高さ約1・2メートル、幅約60センチで4基設置。約30分で最大270キロ分が充電できる従来の「スーパーチャージャー」(高さ約1・7メートル、幅約80センチ)より一回り小さい。充電速度は数分落ちるものの、建物が密集する都市部などで設置しやすくした。同ホテルの利用者以外の使用も可能。現在、同タイプの充電器は米国のみで稼働しており、日本では初めて導入される。充電料金は1分間32円で、車購入時の契約によっては無料サービスもあるという。

 現在、「スーパーチャージャー」の充電スポットは東京や大阪などに全国19カ所ある。テスラモーターズジャパンの秋本聡宏チャージングマネージャーは「限られたスペースの多い日本に適した充電器で、設置場所の選択肢が広がる」と話す。

 充電器の利用は国内客を中心に想定しているが、海外から観光で訪れたテスラのユーザーが日本で同社製のレンタカーを借りることも多く、訪日客の利用も増えるとみている。

 来年中にはさらに大阪や神戸、広島、徳島など国内で12カ所の高速充電スポット開設を目指す。同社は最新車種となる「モデル3」の納車も来年後半に日本で予定しており、充電環境を整えることで国内での販売と認知度アップにつなげたい考えだ。