フェイスブック、個人情報へのアクセス承認 利用者の同意なく 米紙報道

フェイスブックのロゴ=米カリフォルニア州メンローパーク(AP)
フェイスブックのロゴ=米カリフォルニア州メンローパーク(AP)【拡大】

 【ワシントン=塩原永久】19日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、内部文書や関係者の話として、交流サイト大手のフェイスブックが、マイクロソフトやアマゾン・コム、ソニーなど大手IT企業を中心に、フェイスブック利用者の個人情報へのアクセスを特別に認めていた、と報じた。

 利用者の同意を得ていないアクセス承認で、数年にわたって個人情報が流れていたもようだ。フェイスブックでは幅広い機種に対応したり、他社のアプリと連動したりする目的だったと説明しているという。

 同紙はソニーやマイクロソフト、アマゾンなどが「2017年の段階で、フェイスブック利用者のメールアドレスの入手が可能だった」としている。対象企業はIT企業のほか、自動車メーカーなども含む150社以上という。フェイスブックによると、この問題を報じたニューヨーク・タイムズも対象だった。

 フェイスブックは今年7月に米議会に提出した報告書で、パナソニックや日産自動車など61社に対し、過去に利用者の個人情報へのアクセスを許可していたと公表。日産は、顧客が自分の情報にアクセスするためだったと説明している。