VW、数年で7千人削減 EV生産対応、独2工場

ベルリン近郊の空港に並んだフォルクスワーゲンの新車=8月(ロイター)
ベルリン近郊の空港に並んだフォルクスワーゲンの新車=8月(ロイター)【拡大】

 ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネは21日までに、同国自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車(EV)の生産に対応するため、今後数年間でドイツの2工場の従業員約7千人を削減する計画だと報じた。

 現在合計約2万2千人が働いている北部エムデンとハノーバーの両工場が対象で、エムデンでは2022年から小型のEVなどを、ハノーバーでも同年からバンタイプのEVを生産する見通し。EVはより少ない人数での生産が可能なため、不要になるポストが出るという。

 欧州連合(EU)は30年までに、域内で販売する乗用車(新車)の二酸化炭素(CO2)排出量を21年目標と比べ、37・5%削減する方針を固めたばかり。フランクフルター・アルゲマイネによると、VWはこの方針に基づき、30年までに毎年約60万台のEVを販売する必要があるという。(共同)