サッポロビールは27日、欧州産ワイン74品目を来年3月1日に問屋へ販売する分から、値下げすると発表した。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が来年2月に発効し、ワインへの関税が撤廃されることに対応する。
対象は、フランスやスペイン、イタリア産の一部商品で参考小売価格を2~17%値下げする。代表的なものでは、フランス産の750ミリリットル入り赤ワイン「ラ・キュベ・ミティーク」が税別1800円から1650円になる。
アサヒビールとサントリーワインインターナショナルは、既に欧州産の一部品目の値下げを表明。メルシャンは検討中としている。