--4月に横浜市で新研究所をオープンする
「これからよりグローバルな企業になり、世界で存在感を高めていくなら、研究開発力こそが競争の源泉になる。それがあって初めてマーケティングなども生きる。資生堂にとって新研究所は生命線になる。イノベーションを起こす環境を作るには、(人材育成など)ソフト面の強化が大事だ」
--旺盛な需要への対応が課題となっている
「大阪と栃木の新工場建設以外に、掛川工場(静岡県掛川市)の新棟建設などの対策を打ち出した。今も(供給が追いつかず)顧客や得意先にご迷惑をおかけしている。安定生産態勢の確立に努め、『メード・イン・ジャパン』を求める顧客の要望に応えたい」
--今年の抱負は
「キーワードは『謙虚な自信』だ。改革を進めたこの4年で自分たちにはできると自信がついてきたし、外部からも資生堂は元気になったといわれる。だが供給体制の整備などを含め、目標とする『世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー』を実現するためにやるべきことは多い」
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【プロフィル】魚谷雅彦
うおたに・まさひこ 同志社大文卒。1977年ライオン入社。日本コカ・コーラ会長などを経て、2014年4月から現職。奈良県出身。