積水ハウス、住民の健康見守るIoT住宅販売へ 「CES」で発表

 米ラスベガスで8日(日本時間9日)に開幕した世界最大の家電・IT見本市「CES」で、積水ハウスはセンサーなどで住民を把握し、脳卒中や心筋梗塞など、突然発症する病気に早期に対応する住宅サービスを来年春から販売すると発表した。

 仲井嘉浩社長が、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の技術を活用したプロジェクト「プラットフォームハウス構想」の第1弾として明らかにした。今月から実証実験を始め、新築戸建て住宅での導入を目指す。

 住宅に設置したセンサーなどを通じ、住民の心拍数など生体データ、温度や湿度の住環境データを検知し、住民の異変を把握し緊急連絡する。

 また、高血圧など生活習慣病の経過観察、睡眠や食事の状況を把握し健康アドバイスを行うことを想定している。

 実証実験には、NEC▽NTTコムウェア▽慶応大理工学部▽慶応大病院▽コニカミノルタ▽産業技術研究所▽日立製作所-の7団体も参加する。オープンイノベーションで病院での臨床研究や実際の住宅での実験を行っていく。

 仲井社長は「建物のアフターサービスだけでなく、住民の人生に寄り添ったビジネスモデルを展開していく」と話した。