米家電見本市「CES」 日本企業、個性的技術アピール

ヤマトホールディングスが米ベル・ヘリコプターと共同開発している無人輸送機のデモンストレーション機(ヤマトホールディングス提供)
ヤマトホールディングスが米ベル・ヘリコプターと共同開発している無人輸送機のデモンストレーション機(ヤマトホールディングス提供)【拡大】

 家電見本市「CES」では、日本企業から業界の垣根を越えた提携の成果や、人工知能(AI)など最新技術を生かしたユニークな出展が相次いだ。住人の呼吸や心拍数といった健康状態を見守り、倒れるなどの異変があれば緊急通報してくれる住宅や、物流での活躍が期待される「空飛ぶトラック」などが登場し、会場を盛り上げた。

 初参加した積水ハウスの見守り住宅は、部屋に設置したセンサーで住人のデータを常時モニターし、脳卒中など急性疾患の発生や、浴室での転倒といった事故を察知する仕組み。開発には日立製作所やNEC、慶応大なども加わる。2020年春にも発売する予定で、積水ハウスは「人生100年時代の幸せをアシストする」と意気込む。

 宅配便最大手のヤマトホールディングスは、米ベル・ヘリコプターと共同開発している無人輸送機のデモンストレーション機を公開した。巨大なドローンのような形状で、4つのプロペラで空を飛び、荷物を運べる。

 オムロンは昨年も出展した卓球ロボットを進化させ、ストレートから変化球まで巧みに打ち返せるようにした。TOTOは公衆トイレ向けシステムを披露。管理者が効率的に清掃や補充を行えるよう、インターネットを通じて使用状況や手洗い場の水せっけんの残量を把握できるようにした。(ラスベガス 共同)