総務省が基幹統計の一斉点検とりまとめへ 厚労省の不適切調査を受け

 賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題で、石田真敏総務相は15日の閣議後の記者会見で、政府の56ある基幹統計について「統計に対する信頼の回復に向けて、速やかに各省に点検をしていただき、その結果を(総務省で)とりまとめたい」と述べた。公表の時期や方法は「事務方に対し、早急に具体的な検討をするよう指示した」と述べた。

 総務省は国の統計制度を所管している。基幹統計は、政府機関が作成する統計のうち総務相が指定した特に重要な統計。

 総務省は厚労省の不適切調査に対して、有識者らでつくる統計委員会と協議し、再発防止策を検討するとしている。

 厚労省の不適切調査を受け、菅義偉官房長官が基幹統計の一斉点検を実施する意向を示していた。